「神奈川県立二俣川看護福祉高等学校の校外学習で、南万騎が原駅周辺を見学」 2025年2月20日(木)
2025年2月20日(木)、神奈川県立二俣川看護福祉高等学校 「社会福祉基礎」の授業の中で、南万騎が原駅周辺での校外学習を行いました。
※2025年1月30日には同授業で講義を行いました。(関連記事)
当日は、学生の皆さんが2班に分かれ、南万騎が原駅周辺の施設を見学。FCPのメンバーが各施設をご案内し、それぞれの施設ではご担当の方からもお話をいただきました。
・みなまきラボ…An Music Lab:赤松様
ははのす、まきラボ子ども文庫:古本様、田中様
横山四季彩園:横山様
どんぐりの輪:迫様
・グランドマスト みなまきみらい…リビングアテンダー 森田様
・かまどベンチ
・みなまき・みんなのひろば など
【みなまきラボ】
みなまきラボではラボ会員のみなさまから“会員になったきっかけ”や“活動の内容”をお話いただきました。
音楽しゃべらナイトとママカフェのイベントを開催している赤松さん
元々はママ友同士でスタートしたハンドメイドユニット ははのすの古本さんと田中さん
イベントへの参加をきっかけに毎週木曜日にラボ前で野菜の販売をスタートした横山四季彩園の横山さん
三者それぞれ実際にラボを利用していく中で、地域の様々な世代・世帯の方と関わりを持ち、それがまちへの愛着へとつながっていく…といったお話や、地域のみなさんがご出演ご出店されるイベントのお話など、終始非常に和気あいあいとした雰囲気でした。
学生のみなさんもメモを取りながらそのお話を楽しみながら真剣に聞いている姿が印象的でした。トライスタンドで出店したい学生がいたり、みなまきラボと関わってみたい学生がいたり、授業を通して学生のやってみたい気持ちが生まれ、今後の活躍が期待できます。




【グランドマスト みなまきみらい】
サービス付き高齢者向け住宅 グランドマスト みなまきみらいでは、積水ハウス不動産東京株式会社 リビングアテンダーの森田さまから施設内をご紹介いただきました。
食堂にはカラオケや将棋などのゲームがあり、お住まいの方の“憩いの場”としても機能している事、安否確認の第一歩はエントランスでの声かけから…といったお話は、将来的に現場に立つ可能性のある学生のみなさんには有意義だったのではないでしょうか。
また、お住まいの方の平均年齢が90歳近い、というお話には学生の皆さんだけではなく、私たちも驚きました。


【かまどベンチ・みなまき みんなのひろば】
その他にも以前、MMBMのレポートでもご紹介させていただいた、災害が起きた時にかまどとして使用できるベンチや、地域の方と街を探検し、街のおすすめの場所や、景色の綺麗な場所を紹介するタイルを埋め込んだ、駅前広場も紹介しました。


南万騎が原駅周辺にはアクティブシニア、ファミリー、単身者など、様々な世代・世帯向けの住居施設があり、“多世代が交流できる場”の受け皿としてみなまきラボやTRY STANDが存在しています。また、そこに暮らす地域の皆さまの安全や豊かさの為の設備や施設も整いつつあります。
授業の最後に二俣川看護福祉高等学校の先生からも『普段授業でならっている点の知識が南万騎が原のまちづくりを実際に見学させてもらう事で線になりました』といったお言葉をいただきました。
今回の授業をきっかけに、学生のみなさんがより「まちづくり」のイメージが明確になり、興味を抱き、交流の輪に加わってくださる事を願っております。


この取組は、横浜市と相鉄グループが推進する「相鉄いずみ野線沿線 次代のまちづくり」の取組の一環として「誰もが住みたい、住み続けたいと思える持続可能なまちづくり」のために、多世代交流の場づくりや、交流を通じて地域貢献に繋がる取組を創出することを目的にしています。
今後も、産官学連携による「次代のまちづくり」の取組を進めてまいります。