横浜国立大学都市科学部主催「第8回都市科学シンポジウム」に参加
2024年12月14日(土) 

2024年12月14日(土)、横浜国立大学都市科学部主催の「第8回都市科学シンポジウム プラネタリー・ヘルスの観点から見たまちづくり」において、相鉄ホールディングスの鈴木洋光課長と関根雅人課長が講評を行いました。シンポジウムでは、藤掛都市科学部長・教授が「主旨説明」を行いました。その後、「プラネタリー・ヘルスの観点から子どもの居場所を考える」という講演を行い、団地での学生、行政、NPOの取り組み事例が紹介されました。その他にも、藤岡泰寛教授の「人間関係の健康へ向かう住宅地再編」、安部遼祐准教授の「プラネタリー・ヘルスの観点から公共交通を考える」、佐々木雄大教授の「都市の自然がもたらす人間の福利」についての講演があり、相鉄グループの課題解決に役立つ貴重な発表でした。

鈴木課長と関根課長の講評では、相鉄沿線の団地に共通する課題に触れ、課題解決に向けた協力体制の構築が必要であることを強調しました。また、沿線地域の豊かな緑や暮らしやすさ、ライフスタイルの変化に深く共感を示し、公共交通に関する地域交通の現状について危機感を共有しました。
さらに、沿線に残る自然資源や都市の自然生態系が人間にもたらす福利についての定量的な評価を高く評価し、地域の大学生との連携を通じて地域発展に寄与する意欲を表明しました。今後も地域と連携しながら取り組みを進めることに期待が寄せられます。