いずみ野小学校「スーパー給食」 2024年11月21日(木)

2024年11月21日に、FCP(相鉄いずみ野線沿線次代のまちづくり)として協力を行い、いずみ野小学校「スーパー給食」を実施しました。
スーパー給食とは、児童や地元の生産者が育てた農畜産物を使った献立を「濱の料理人」が監修し一緒に給食を食べ、児童が食に関する知識を高め、食の重要性を知る機会をつくるとともに、地産地消を推進し地域の魅力を発信する取組です。
いずみ野小は学区内や近隣に農家が多く、生活科や総合的な学習の時間を使って、米作りや野菜作りに取り組んでいます。今年は5年生が米作りで約200kg(もみ付き)を収穫。この米を米粉にし、「いずみ野産米粉と浜なしのマフィン」として給食に登場しました。また1、2年生が育てたサツマイモも「やまゆりポークといずみ野野菜の芋煮風煮物」として提供されました。
 
スーパー給食は2012年から続いている取り組みで、2024年4月の阿久和小(瀬谷区)との統合後の新たな「いずみ野小」としては初開催となります。
 
スーパー給食にあわせ、料理人らによる出前授業も実施し、3年生から6年生が食について学びました。
5年生のテーマは「出汁とお吸い物」。日本料理「濱懐石つねとら」(保土ケ谷区)の近藤恒夫さんが講師を務め、昆布とかつお節で出汁をとり、子どもたちは出汁やそれを使ったお吸い物を実際に試食しました。
近藤さんは「日本料理は季節感や器も大事。味わいの楽しさを子どもたちに知ってもらう機会になれば」と語っていました。